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遺言書を作るのは簡単?それとも難しい!?

遺言書を作る事は簡単でしょうか?それとも難しい事でしょうか?これには二つの面から考える事ができると思います。ひとつは気持ちの問題。もうひとつは書類を作成する事の問題です。

遺言書などの講習会に催す側として参加をしますと、そこに集まる方々は少しでも遺言書を作りたいと興味を持たれています。また、相続の手続きをお手伝いしておますと亡くなられた方が残された遺言書を拝見する事が良くあります。

私たち行政書士は皆さまに遺言書を残す事を広くお勧めしています。しかし、先の事より、遺言書を作る事は気軽にでき簡単なものなのか、それとも本当は難し事なのかを考えてみました。

 

<気持ち的なハードルは意外に高い?>

遺言書の作成の内容が含まれた講習会などに参加してみると、遺言書を書く事の必要性を感じていらっしゃる方は少なくないように思います。また相続や遺言書の相談などを受けていても遺言書の必要性や効力に理解がある方が多くいらっしゃいます。しかし、それでは実際に遺言書を残している方や是非残したいとすぐに行動に移される方は少ないように思います。

その理由は以下のようなものがあるのではと思います。

 

◆まだまだ自分には必要ない

「遺言書はお歳をとり、亡くなる寸前に書けば良い」と考える方が多いのではないでしょうか。確かに遺言書は自分が死ぬ時の為の準備なので。積極的に向き合う事は抵抗がありますね。

 

◆残された人が何とかしてくれる

家族や親族を信頼し、自分の財産は後の者にすべて任せる事を希望される方です。相談に来られた方に相続でのトラブルの可能性をご説明しますが、トラブルとなってもそれは残された者が解決すべき、との考えを持たれている方もいらっしゃいますので、相続がトラブルとなるかどうかは遺言書を作成するための動機となりえない事も十分あり得る事が分ります。

 

◆財産が少ないし、私には必要ない

こちらは「まだまだ自分には必要ない」とは違い、そもそも遺言書の必要性を感じていない方です。その理由としての多くは自分には財産が少ないから必要ない、と言うこのが多いのです。

しかし、遺言書はすぐに必要となる物では無い事の方が多いでしょう。そうであればもっと優先しなければならない事が多くあるでしょうし、このように思われる事も納得です。

 

これらのように「遺言書を書かない理由」は多くありますし、むしろ遺言書の必要性を実感する事の方が稀であるかも知れません。遺言書は「遺言書を作ろう」と思い立つまでになかなか高いハードルがあるようです。

 

 

 

<作る事は簡単? 書類としての要件と実際の効果>

 

次に実際に残された遺言書を見た結果で書類としての観点から簡単なのか難しいのかを考えてみます。

自筆証書遺言を例にとると有効な遺言書とするための要件は以下の点です。

・自分ですべての文章を書く

・日付を入れる

・署名、押印をする

 

主な要件はたったの3つです。これが揃っていればとりあえずは有効な自筆証書遺言と言えるでしょう。しかし、この3つを備えた遺言書でも、実際に目の当たりにするととても迷ってしまう遺言書があります。

 

◆有効なのだけれど…

上記の3つを備えていても遺言書を読んでみると迷ってしまうものがあります。例えば「○○さんに貯金を引き渡す」と記載されている遺言書はどうでしょう。遺言書は相続人に財産をあげる時は「相続させる」、相続人以外の人には「遺贈する」と記載をする事がベストです。しかし実際にこのような事を知って遺言書を書く人は多く無く「引き渡す」と書いてあると相続させる事?それとも引き渡したあと相続人に法定相続させるの?など遺言の内容を実現させる時に迷ってしまう事があります。

 

◆例えば鉛筆で書いてある

遺言書はどのような筆記用具で記載しても効果に違いはありません。しかし、鉛筆等のすぐに書き換えられる遺言書が残っていた場合はどうでしょう。有効な遺言書であっても相続人の誰かから「誰かが都合の良いように書き直したのでは?」と疑惑が向けられる可能性も考えられます。するとトラブル回避のための遺言書が別のトラブルの種となってしまいます。

しかし、すべて自筆で書く事は意外に大変で、間違えた箇所の修正は訂正印に訂正箇所の指定に署名に…などなど面倒な方法がきめられているのでとりあえず鉛筆で書いておきたい気持ちも分りますね。(絶対にお勧めはできませんが)

 

◆だれにでもわかる文章?

遺言書の要件は先にあげたものですが、しかし、何を書いても法的に有効となるわけではありません。何が有効となるのかをしっかり把握しておく事も大切です。また、誰にでも分りやすい文章で書く事も大切です。たとえば抽象的でいろいろな意味に取れてしまう文章では解釈の仕方で後にトラブルとなってしまうかも知れません。また財産を誰にあげたいのか読み取れない文章では読む人を困らせてしまいます。内容、文章共に残された人に対して思いやりのある物である必要があると言えますね。

 

 

これらを見ると遺言書を残すのは意外と難しのはないでしょうか。まず「書きたい」、「書かなければ」、と思えるまでにハードルがあり、実際に書いてみると文書や内容にまた気を使う。。。

しかし、遺言書は上手く活用すれば相続財産の有効利用やトラブルの回避に有効ですし、遺言書を作成する事により相続を考えるきっかけとなれば節税対策などの事前に行う事ができます。このようなメリットをみなさんに伝えて行き、遺言書がもっと身近な物になったら良いなと改めて思う今日この頃でした。

 

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練馬相続相談センター(豊島行政書士事務所)

代表行政書士 豊島史久

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