こちらでは行政書士への外注を行うデメリットを考察してみます。先ほどあげたデメリットは「費用」でした。

◆外注の費用

外注を行う事は行政書士に業務を委託する事の引き換えにその報酬を支払わなければなりません。会社の経営者であろうと主婦業を営む方であろうと特別な事情が無ければ、特にこのご時世、無駄な費用は極力減らしたいものです。行政書士に委任するにしてもやはり費用は発生するので、一般的な感情を考慮し費用の発生をデメリットとして扱ってみます。そして、この費用についての疑念は2点あると思われます。

まず1点は「そもそも自分でも出来る作業をお金を払って行政書士にやってもらう必要はあるのか?」です。確かに行政書士は行政庁への許認可の代理を行う事ができ、これは法律で認められた独占業務です。これを業として行う事ができるのは行政書士のみです。ただし、自分の手続きについて自分で行う分には誰にも文句は言われません。本来、自分でできる事を何故お金を払ってまで行政書士に頼むのか、と思う人もいるでしょう。そうです。まさに自分でできる事であれば全く費用はかかりません。

次の2点目は「委託した業務に対する費用は適切なのだろうか?」と言う疑問です。これは日常の買い物でも同じ疑念は湧いてきます。B店でテレビを買ったが近所のY店では更に値段が安かった事を後から知って後悔したり、ネットオークションで勇んで洋服を買ったが、別のサイトではセール品になっていた、など、費用と対価の関係は買い物をした当人はとても気になるところです。必要なんだけど出来るだけ安く、これは不況の最中では多くの方が望むところかも知れません。

この答えは簡単には出ませんが、どちらかと言うと合理的なアドバイスがしやすい2点目の疑念をまずは考察してみます。「費用と対価」について考察する材料としては以下の2点をお勧めします。

①行政書士の報酬額の統計のチェック

②実際に行政書士に相談してみる

①行政書士の報酬額の統計のチェック

まず①の「行政書士の報酬額の統計のチェック」ですが、行政書士の報酬は各行政書士が自由に決めることができます。これは行政書士も自由市場の中の存在である事を表しています。それでは行政書士の報酬の相場はいくらなのか?行政書士の報酬の相場は価格.comなどには掲載されていません。しかし、相場を知らないままだとやたら高額な報酬を請求されるかも知れない恐れや、将来「費用と対価」の悩みの入り口となって今します。

そこで、この行政書士の「報酬額の統計」のチェックします。これは日本行政書士連合会が行っているもので、行政書士の報酬額のアンケートを行ったものです。一度この統計をご覧になっていただくと費用に対する不安が和らぐのではないでしょうか?ただし、行政書士によって報酬が異なるという事はその裏返しで「サービスの内容も異なる」と言う事になります。詳しくは次に譲ります。

⇒報酬額の統計はこちら (日本行政書士会連盟HPより)

②実際に行政書士に相談してみる

続いての不安解消の手助けは「実際に行政書士に相談してみる」です。これは上記の①とも関連しますが、行政書士が提供するサポートは料金と同じく各行政書士が決めています。まずはそのサービス内容はどのようなものかを知らなければ「費用と対価」を論ずることはできません。サービス内容を知るにはホームページなども大いに参考になると思いますが、やはり本人に会ってみるというのが一番です(※)。本人に会い、サービス内容を知り、また行政書士本人を知る事はとても重要です。そうすれば報酬はすごく安いけどアフターサービスが良くなさそうとか行政書士本人と馬が合わなそう、と思うかも知れませんし、逆に報酬は高いけど信頼できて納得できる、という場合もるかも知れません。

※行政書士への相談は相談自体に報酬料が必要な場合もありますので各行政書士にお尋ねください。

このように「委託した業務に対する費用は適切なのだろうか?」と言う疑念に対しては事前に準備を行う事ができそうです。

それでは1点目の疑念「そもそも自分でも出来る作業をお金を払って行政書士にやってもらう必要はあるのか?」はどうでしょう。これは行政書士への外注自体の必要性に疑念を抱いているわけなので、このデメリットの部分だけを論じても答えは出ないでしょう。後に記載しますメリットとの比較検討を要します。

 →外注のメリット

お問合せ・ご相談はこちら

受付時間
(平日)10:00~19:00
(土日祝)定休日
定休日

ご不明点などございましたら、
お電話もしくはお問合せフォームよりお気軽にご相談ください。

お電話でのお問合せはこちら

03-5912-1703

練馬区で相続・遺言のご相談なら、江古田の豊島行政書士事務所『練馬相続相談センター』までどうぞ。相続相談、相続手続、遺産分割協議書作成など遺産相続から、遺言書作成など遺言のご相談まで、親切丁寧にサポートいたします。また、建設業許可申請、ビザ申請、会社設立・法人設立など、行政書士業務も承ります。

対応エリア
※練馬区を中心に東京都内にもお伺いいたします。

お気軽にお問合せください

お電話でのお問合せ

03-5912-1703

<受付時間>
(平日)10:00~19:00
(土日祝)定休日
迷ったら 気軽にメール相談!

ごあいさつ

顔写2真加工120.170exifなし.jpg

代表の豊島史久です。親切・丁寧な対応をモットーとしておりますのでお気軽にご相談ください。

豊島行政書士事務所

住所

〒176-0006
東京都練馬区栄町46-3 203

営業時間

(平日)10:00~19:00
(土日祝)12:00~17:00